ふか⭐︎の日常

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【読書日記No.5】いつでも楽しく過ごしたいあなたへ!「イヤな気分を捨てる技術」

少し期間が空きましたが、今回#読了したのはこちら!

 

武田 双雲(たけだ そううん)さんの

 

「イヤな気分を捨てる技術」です!

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私は大学3年生の頃、周りの目線を気にして自分のやりたいことができないだけでなく、考えることはできるけれど、行動に全く移せないタイプの人間でした。

常に周りの目線を気にしていたので、ストレスもそれはそれは凄まじいものでした。

そして自分自身の性格とストレスとでさらに何も行動できなくなるという負のループに陥っていました。

 

そんなときに出会ったのが今回紹介する本です。

 

まず、人は何をイヤだと感じるのか?

本書には

「自分が求めていないもの」イヤだと感じると記載されていました。

 

まさに私は周りの目線を気にして無理やり合わせて「自分が求めていないもの」を自ら手に入れている状態だったのです。

私はまず「自分が求めていないものを手に入れる必要があるのか?」と考えました。

答えは当然の如く「必要ない」でした。

 

この頃から無理やり周りに合わすことをやめるようにして、自分が本当に求めているものは何なのか?を考えるようになりました。

すると自然に大学生活でイヤだと思う回数が減っていきました。

 

それでもまだまだイヤだと感じる瞬間はありました。

興味のないことを頑張らなければならない瞬間です。

人は自分が興味のあることならとことん頑張れるのに、興味がないことをいざ頑張ろうと思ってもなかなか頑張れないものだなと感じました。

得意科目と不得意科目があるように。。。(不得意科目に興味は沸きませんよね♪)

頑張ることに関して、本書には次のように書いてありました。

 

「駅伝の道のりはよく人生に喩えられます。目標であるゴールテープを切る瞬間に向かってがむしゃらに突き進む人生があれば、走っている瞬間瞬間に笑みが溢れて楽しくて仕方がないという人生もある。」

 

私はこの文章を読んだとき圧倒的に「後者のような人生を送りたい!!!」

と思いました。前者のような生き方が好きな方もいらっしゃるでしょう。でも私は人生は「歯を食いしばって頑張る」よりも「楽しく頑張る」のほうが良さそうと思ったのです。

たとえ興味のないものごとでも楽しければ頑張ることを続けられるし、徐々に興味も持つのではないか?とも思いました。

ものごとをがむしゃらに頑張って挫折して起き上がることができれば強くなって成長に繋がりますが、起き上がることができなかった時にそのものごとについて今後一切頑張ることはない。

しかし、楽しむことに重きを置いた場合は挫折がないので半永久に楽しみながら頑張ることができると考えたのです。

この本と出会う以前は「不得意科目は寝る時間を削って時間をかけて勉強し、得意科目は授業を真剣に聞く」程度の勉強方法でしたが、

この考え方になってから、得意科目は今まで通り勉強を進め、不得意科目に関しては「楽しむ方法」を見つけ、勉学に励むという手法に変化しました。

その結果、不得意科目の点数が爆上がり!!!とはなりませんでしたが(笑)、不得意科目を不得意科目だと思うことはなくなり、興味のないことを頑張っていてイヤだと思うことはなくなりました。なぜなら楽しいから。

 

このように「興味のないことをいかに楽しみながら頑張るか」が長い目で見たときにイヤだと感じる瞬間を減らす方法なのだと私は思いました。

 

 

さらに、イヤだと感じることに繋がる「怒り」「不機嫌」をいかに感じないように過ごすかが大切だと本書には記載されていました。

この点に関して、思い返せば小学生の頃から「怒り」の感情はあまり持つことがなかったです。今でも人に怒ることは基本的になく、心を落ち着かすことができていると思います。

「不機嫌」の方には恥ずかしながらまだまだなってしまいます。

しかし、そんなときはいつも自分の頭の中で行う機嫌のリセット方法があります。

それは、頭の中で

「自分が楽しいことをしている瞬間を想像すること」

です。想像をすることで「この楽しい瞬間を実現するためにもう少し楽に生きよう」と思えるようになって不機嫌が少し解消されるのです。

皆さんも一度お試しを(笑)

 

 

そして、本書で一番私の人生と重ねてしまったポイントがあります。

それは下記の内容です。

 

「クラスメート全員に好かれるのために、あなたを批判する人、嫌う人のご機嫌を取り、嫌われないようにビクビクしながら過ごすぐらいなら、その努力を自分らしく生きることに回すべきではないでしょうか。」

 

この1文を読んだ際に体に電流が流れたような衝撃が走りました。

全員に好かれるなど無理だということをもっと早く知るべきでした。

今では自分らしく生きることができていますが、大学3回生の当時は前者のような生き方をしてしまっていました。

 

色々書いてきましたが、結論、

自分が生きたいように生きていることが一番イヤな気分にならずに済む

ということです。周りに合わせて生きてしまっている皆さん、イヤな思いを抱えたまま同じ環境に居続けている皆さん、もっと自分の欲求に正直になりましょう。良い意味で素直さを大切にしましょう。

 

そして本書を読んでストレスフリーで楽しい生活を手に入れましょう!!

 

今回はここまでにします。

 

それでは皆さん次のブログで!!!!